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JOURNAL 001

焙煎の現場から、まちへとにじむつながり

天理市に本社を構える株式会社大一電化社。焙煎部では、コーヒー豆の焙煎をはじめ、ドリップパックやオリジナルブレンド、ラテベースなど、さまざまなコーヒー商品をつくっています。

今回お話を伺ったのは、焙煎部の三戸さん。日々の仕事で大切にしていること、天理の好きなところ、そして昨年の「天理 倉の耕流祭」で感じたことを聞きました。

焙煎機で攪拌されるコーヒー豆

安定したおいしさを、毎日届ける

焙煎の仕事について話す三戸さん

――まずは、お名前と普段のお仕事について教えてください。

株式会社大一電化社、焙煎部の三戸です。普段は主にコーヒー豆の焙煎を担当しています。そのほかにも、ドリップパックやオリジナルブレンド、ラテベースなどの商品づくりを行っています。

最も大切にしていることは「安定した品質」です。同じ商品を買っていただいたときに、毎回きちんと同じおいしさを感じてもらえるようにすること。味にブレが出ないように、焙煎の条件や状態を細かく見ながら調整しています。

故郷と似た空気を感じる、天理のまち

試飲用のコーヒーを準備する様子

――三戸さんと天理市との出会いを教えてください。

会社の本社が天理市にあることがきっかけです。実は大学生の頃にも天理にいたことがあって、そのときは将来ここで働くとは思っていませんでした。

――天理のまちについては、どのように感じていますか。

自然が豊かで、まち全体にゆっくりとした空気が流れている印象です。山や緑が多くて、過ごしていると気持ちが落ち着きます。

地元の山口県とどこか似た雰囲気や匂いがあって、自分にとってしっくりくるまちだと感じています。

天理での楽しみと、食の魅力

焙煎機の前で説明する三戸さん

――天理市でよく行く、お気に入りのお店はありますか。

天理駅の近くにある、自家製うどん「うさ」です。昼休みに少し抜けて食べに行くこともあります。

おすすめは、とり天ぶっかけです。ぜひ食べてみてほしいですね。

――天理を訪れた人に、ほかにもおすすめしたい食べ物はありますか。

まずは天理ラーメンですね。それから柿もおいしいです。和歌山のイメージが強かったのですが、天理の柿もとてもおいしかったです。

いちごも印象的でした。奈良はいちごの産地として知られていますが、天理で食べたいちごもすごくおいしくて。果物はぜひ注目してほしいですね。

「倉の耕流祭」で生まれた気づきと誇り

コーヒーを試飲して味を確かめる様子

――昨年の「天理 倉の耕流祭」では、どのような経験がありましたか。

NHKの取材を受けたことがきっかけで、少しテレビに映る機会がありました。当日は来場者の方から「テレビに出てらしたやん」と声をかけてもらうこともあって、ちょっとした“プチ有名人”のような体験でした(笑)。

昨年の経験を通して感じたのは、「特別なことをしなくてもいい」ということでした。普段やっている仕事を丁寧に、分かりやすく伝えるだけでも、初めて見る人にとっては新鮮で面白い体験になると感じました。

今年は、コーヒーづくりや日々の仕事について、昨年以上に丁寧に伝えていきたいと思っています。

――印象に残っていることはありますか。

家族が職場を訪れて、仕事の現場を見てもらえたことです。自分の仕事を誇りに思えるきっかけになりました。

また、地域の方から「何をしている会社か分からなかった」という声も多くて。コーヒーの香りをきっかけに、初めて事業内容を知ってもらう場面もありました。

普段の仕事をひらくことで、初めて伝わることがある。そう実感した時間でした。

街と人をつなぐ、架け橋のような祭

焙煎機を操作する三戸さん

――最後に、「天理 倉の耕流祭」をどのように捉えていますか。

街と人をつなぐ、架け橋のような存在だと思います。

天理市はそれほど大きなまちではありませんが、事業者同士のつながりはまだ強くない部分もあると感じています。

この祭を通して、普段は接点のない異業種の方々とも交流できましたし、事業者と地域の方、そして事業者同士をつないでくれる場にもなっていると思います。

天理のまちに、新しいつながりを生み出す場所ですね。

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